★老後に必要なお金はいくら?

60歳で定年退職した後のセカンドライフで、
ゆとりある生活を送っていくためには、
毎月いくら必要なのでしょうか?

雑誌の「老後の資金特集」なんかをめくって見ると、
こんなことが書いてありました。

①シニア夫婦の生活費の平均:月26万円
(総務庁「平成15年度家計調査」より)

②ゆとりある老後の生活費の目安:月37万円
(生活保険文化センター「平成13年度生活保証に関する調査」より)

月37万円というのはかなり厳しい数字ですね。
でも、ご安心を!別のページには、こんなデータも載っていました。

人事院が国民の標準的な水準を求めるために算定した「標準生活費」は、
二人暮しの世帯で16万6,270円だそうです。

その内訳は、下表のようになります。

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★60歳からのセカンドライフは、頑張ってきた「ごほうび」の人生でありたい! 


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このように、「生活出来ればよい」というレベルなら、
20万円以下でもなんとかなりそうです。

しかし、人生80年として、
60歳から20年以上も続く自分たちのセカンドライフが、

このようにギリギリのつましい生活になるのかと思うとなんだかむなしくもあり、
今のうちから準備して、できるだけゆとりのある状態で60歳を迎えたいものです。 
 
・半年に1回は、短い旅行に行きたい
・月に数回は、夫婦で外食したい
・孫たちにおこづかいをやるお金には不自由したくない
・趣味のお金も欲しい

理想をあげればキリがありませんが、

上表のように、生活費を166.270円前後でやりくりすれば、
月30万円あれば、ゆとりのあるセカンドライフが過ごせそうです。

ゆとりある老後を過ごすためには、夫婦二人で月30万円は必要と覚えておきましょう! 



★公的年金はどれくらいもらえるか調べてみよう!

老後は毎月30万円前後あれば一安心ということでした。
では、そのうち、年金制度でどれくらいまかなえるのでしょうか?

まずは、その金額を押さえて、不足分をどうするかを考えてゆきましょう。

【もらえる年金額を調べる方法】



1)ねんきん定期便

ねんきん定期便」は、社会保険庁から個人宛に送付される通知のことで、
年金加入記録や年金見込額等が記載されます。

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標準報酬月額に誤りがある可能性のある人や
「ねんきん特別便」の未回答者など、

年金記録が正しくない恐れがある人については
『オレンジ色』の封筒となっていますので、

オレンジ色の封筒が届いた人は、
特に慎重に年金記録をチェックする必要があります。

※ねんきん定期便が『水色』の封筒で届いた場合、

訂正の可能性は低いのですが、
チェックしなくてよいというわけではありません。


2)ネット上で分かる「自分で出来る年金額簡易試算」


社会保険庁HP:自分で出来る年金額簡易試算


先日、主人が画面の言うとおりに数字を打ち込んでいくと、
65歳になったらもらえる年金が145万円/年と出ました。

これは年間にもらえる金額です。

そして、私は118万円/年でした。
二人合わせて263万円/年=1ヶ月21.9万円

でもこれは、ちゃんと記録が残っていたときの話です。
記録が残っていなければ、こちらが証明しなければもらえません。

65歳からもらえる金額が毎月約22万円とすれば、
介護保険・国民保険・税金と払って、
残ったお金で暮らしてゆくとなると、かなり厳しい数字です。

私のウチの場合、

ゆとりのある収入30万円-もらえる年金22万円=▲8万円ですから、
その不足分を今のうちから蓄えておかねばなりません。

具体的には、

①60歳~65歳までの収入空白期間
▲30万円×12カ月×5年間=1,800万円

②年金がもらえる65歳~80歳までの収入補てん
不足分▲8万円×12カ月×15年間=1,440万円

合計)①+②=1,800万円+1,440万円=3,240万円

う、ぐぐぐっ…恐ろしや!

なんと、あと7年あまりで3,240万円もお金を蓄えねばならないなんて!

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もう、もう、銀行強盗するしかない!と、眠れない夜をすごしたのでした。
あなたもすぐ試してみた方がいいですよ。
 
そんなに遠くはない自分の老後の話ですからね。



★支給される公的年金の水準は現役レベルの約6割!

退職後は、住宅ローンや子どもにかかる費用がなくなり、
将来のための貯蓄や生命保険料も不要になるので、

生活費は50歳での生活費(手取り収入)の
5割くらいで済むそうです(--〆)。

平均的なサラリーマン家庭(妻は専業主婦かパート)であれば、
公的年金は現役時代の平均の生活費の約6割をカバーできる仕組みだそうです。

これは退職後の生活費の8~9割にあたります。

とすれば、生活費の1~2割分を
退職から20年分くらい準備すればよいということになります。

うちの場合は、60歳からの「収入が空白の5年間」を加算すると、
3,420万円となりました。

さらに、予想される出費(自宅のリフォームなど)や
予備費(病気や介護、事故に備えるお金)への備えも必要。

一方、自営業者は、もらえる公的年金が少なく
(国民年金が満額もらえる夫婦で生活費の3~4割程度)、

遺族厚生年金も退職金もないので、
65歳までに年収の6~8倍の貯蓄が必要になりますです・・・( ̄  ̄;) 。

国民年金基金や小規模企業共済など、
自営業者の退職金・年金づくりを支援する制度を利用して、
サラリーマンの数倍の貯蓄をする必要があります。

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★年金を上乗せしてもらう方法 
 
本来、「老齢基礎年金」は65歳以降に支給されるもの。

けれども、希望すれば60~64歳時に
前倒しで(繰上げして)受け取り始めることも可能です。

ただし、受け取り期間が長くなるため、
毎年の年金額は減少してしまいます。

加えて、繰り上げると他にも不都合が生じます。

たとえば、繰上げを実施してから65歳になるまでに
一定の障害基礎年金の受給対象となったとしても、
これを受けることはできません。

また、その間に妻が夫と離別・死別したときの
寡婦年金の受給権を失ってしまうのです。

こうした点を踏まえれば、
できるだけ繰上げは選択しないのが賢明。

定年後も働く道を選んだ方が
明るい展望が開けるのは確かです。
 
★受け取り総額の損益分岐点は?

 繰上げ支給 1カ月あたり0.5%減額
 
繰上げ年数 減額率 いつまでならトクか
 1年       6.0%   →80.8歳
 2年      12.0%   →79.8歳
 3年      18.0%   →78.8歳
 4年       24.0%   →77.8歳
 5年       30.0%   →76.8歳


余裕がある人は繰下げ支給で年金額を増やす!

上述した繰上げに対して、
逆に「老齢基礎年金」支給開始年齢を65歳よりも延期するのが繰下げです。

受け取り期間が減るため、毎年の年金支給額はアップします。
「目先は特に資金面で困窮していない」という人には好都合な制度。

ちなみに、12~24カ月の繰下げでも8.4~16.8%、
60カ月以上の繰下げに至っては42%も支給額を加算してもらえます。

裕福な人ほどとことん繰り下げることができ、
より有利に年金を受給できるという構図が成り立つわけです。

もちろん、受給開始年齢を待たずしてこの世を去った場合、
自分自身は年金をもらえないというリスクはありますが、

遺族年金が給付されるので、
加算された遺族には感謝されるかもしれません。
 
★受け取り総額の損益分岐点は?


 繰下げ支給 1カ月あたり0.7%増額
 
繰下げ年数 増額率 何歳まで生きればトクか
 1年        8.4%  →76.6歳
 2年      16.8%  →77.6歳
 3年      25.2%  →78.6歳
 4年      33.6%  →79.6歳
 5年      42.0%  →80.6歳


本日はここまで。
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