夫婦の赤い糸



今日は月末10月31日。
今月10月度は、「秋の夫婦なかよし強化月間」として
夫婦のあり方を、私ブタローなりに考えてきましたが、

この数日は、「夫の認知症発症に妻はどう向かうべきか」に
極端に振れてしまった感があります。

それはそれで、自分が書きたくて書いたことなので
別にどうということはないのですが、本日は月末で
「秋の夫婦なかよし強化月間」も最終日となります。

だから本日のブログは、
認知症介護の中の夫婦のあり方に関する考察から離れて
夫婦の「なかよし度」を高めるための考察をテーマに
ブログを書きたいと思っております。



もう40年も前の番組でしょうか
関西テレビの番組で
「唄子・啓介の おもろい夫婦」
というのがありました。

日曜日夜11時からの放送でしたが
覚えてる方は、いらっしゃいますか?

熟年視聴者の夫婦を毎回2組招いて、
京唄子・鳳啓助の名コンビが、
結婚のなれ染めから夫婦の悩み事まで
おもしろおかしくインタビューしていました。

面白い話は会場から「おばさん笑い」が
聞こえてくるのが常だった一方で、

苦労話も多く、唄子の目から
マスカラ色の大粒の涙が出てくることも
しばしばありました。

番組のエンディングでは、農村風景の未舗装の道を
夫が荷車を挽く荷台に妻が乗り、
赤ん坊に授乳するフィルム映像を放送。

鳳啓助さんが作った詩がテロップで流れていました。



夫婦

不思議な縁(えにし)で結ばれし男と女。
もつれ合い、化かし合い、許し合う、狐と狸。
夫婦、おもろきかな、おもろきかな。
この長き旅の道連れに幸せあれ…




「エンゼル・ケア」で
夫婦の絆を取り戻した夫婦の話

http://apital.asahi.com/

特別養護老人ホームには、
家族や職員が織りなす様々なドラマがある。

横須賀市西浦賀の
浦賀水道を見下ろす丘に立つ「太陽の家」。

看護サービス部長の青木幸代さん(61)は、
1年前に見た「夫婦のドラマ」が忘れられないと語る。



昨年4月11日に
81歳で亡くなった福井市郎さん。

青木さんら看護師や介護職員は、
死後に居室で市郎さんの体を清める
エンゼルケア(死に化粧)をしていた。

「奥さんも一緒にやりませんか?」

青木さんは、廊下にいた妻の千恵子さん(76歳)に
こう声をかけたが、一言で拒否された。

「この人の体は拭きたくない!」

これには深い訳があった。

千恵子さんは、21歳のとき市郎さんと結婚。
長女の弘子さんを産み、
幸せな結婚生活を送っていた。

ところが、お金の使い方などを巡り、
徐々に夫婦のすれ違いが広がる。

25年たったころから、
夫婦は全く口をきかなくなった。

食卓を3人で囲んだことは、正月以外なかった。
「あのころは、本当につらかった」と
長女の弘子(現在52歳)さんは振り返る。

約10年前、市郎さんが脳梗塞で倒れ、
千恵子さんが在宅で介護することに。

介護が厳しくなり、
一昨年10月に今の施設に入った。

市郎さんの最期の日、
エンゼルケアを拒否する千恵子さんに、
青木さんは声をかけ続けた。

「これが最後ですよ」

「息をひきとる時にいてくれて、
 奥さんに感謝していますよ。」

「この穏やかな表情を見ればわかります」


そして、体を拭くタオルをそっと差し出した。
千恵子さんは心が揺れた。

しばらくして

「そうですね。あとで後悔すると
いけないからやりましょうかねぇ…」


「本当に苦労ばかりでしたが、
一緒に暮らしていたんですからね…」


そう言うと、市郎さんの眠る居室に入り、
タオルで顔を拭き始めた。



千恵子さんの目からは、
大粒の涙が流れていた。

「お疲れ様…ありがとう…」

そう語りかけた。

それを見た長女の弘子さんは、こう言った。

「信じられない!…父と母が、
最後に夫婦になれて本当によかった!」


父のこんな穏やかな顔も見たことがなかった。

弘子さんは、千恵子さんが葬儀も一周忌も
やらないだろうと思っていたほどだ。

千恵子さんはこの日をふり返り、

「気持ちがあれだけ離れていても、
最後の最後で一緒になる。
夫婦って不思議だなあと思いました」


と目を潤ませた。

「青木さんが導いてくれた」と千恵子さん。
特養は、時に家族を修復する力をもつ。

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憎み切れないろくでなし

ジュリーの歌のそんなフレーズを思い出します。

ボケても、役立たずになっても
嫌気がさしても
憎み切れないのが夫婦です。

二人で結んだ赤い糸は、
絡み合うことはあっても、

どちらかが断ち切らない限り、
最後まで切れないようです。








ローズコーンさんより、
嬉しいコメントを頂戴しました。

さっそく紹介して、返信文を書かせて頂きます。



おはようございます。

今朝はパソコン操作で、今までのやり方ができなく、
隙間を埋めることができず
あれこれやって時間が過ぎてしまいました。

なんかの調子で私の言うことを聞かなくなります。
パソコンも夫婦関係以上に難しいですね。ふふふ。

その点やはり人間はいいなあ。

今朝の話のように、
夫婦になった男女の間には何かがある、

どんなに憎み合っても悪口を並べても、
それでも消えない何かがあるのですね。

いつかのブログで、
前世もつながっていたんだという
話がありましたよね。

それだとずーーーと
この関係は続くのかしら?
(ちょっとへんなことをおもいました)

今月は、大変な労力と
知恵と力が入ったブログでしたね。

何冊もの本を読み上げた感じがしました。

それと同時に、パソコンを使い
情報を得るということもありだと知りました。

本当にご苦労様でした。

新しい次の世界は何でしょう。
展開が楽しみです。



ローズコーンさん。
コメント有難うございました。

あなたのコメントはいつも、
私のブログ記事の言葉足らずを
上手く埋めてくれます。

>今朝の話のように、
>夫婦になった男女の間には何かがある、
>どんなに憎み合っても悪口を並べても、
>それでも消えない何かがあるのですね。


仰る通りだと私も思います。

「外面(そとづら)」「内面(うちづら)」
そんな言葉があります。

いくら気の合う友達であっても
心のどこかに「他人」という遠慮があり、
こちらも「外面」を外さないで付き合います。

けれども、家庭という場所は舞台裏であり、
その「外面」を外して「内面」で過ごす場所です。

しかし、夫婦といえど別人格だから、
詰めすぎてはいけない距離というものがあります。

「夫婦だから水臭い」という人がいますが、
それはとんでもない勘違いだと思います。

「親しき仲こそ礼儀あり」

この距離感を忘れた夫婦が関係を悪化させます。

家庭という、心が無防備な場所で
相手への配慮を欠いた一言が
どれだけ相手を傷つけるか
それを分かっていないと
自分も手痛いしっぺ返しを食らいます。

コミュニケーションはキャッチボールなのに
相手をやっつけるドッジボールになります。

関係がうまくいっている夫婦は
絶妙な距離感を保っています。

今月のブログで夫婦について検索をしながら
そんなことを学ばさせて頂きました。

的確なコメントを有難うございました。
とても嬉しいです。

>パソコンを使い情報を得る
>ということもありだと知りました。


私が特に強調したかったのはその点です。
私たちはお互いに良い歳で、
自分なりにいろんなことは
すでに経験済みだと思っています。

けれども、
どんなに波乱万丈の人生を送ってきた方でも

自分の記憶が定かではなくなったり、
自在に動けなくなったりという
「老い」の体験はしていないハズなのです。

人様の力を借りなければ
排便や入浴も出来ないなんて
考えてみたこともないハズなのです。

だから、それがわが身に起きた時
どうしたらよいのか対処に戸惑うのです。

それがわが身に起きれば
まだマシなのです。

それがパートナーに起きた場合が
実は大変なのです。

なぜなら、そのサポートを
「あなたが」
「毎日」
「日祭日の休みなく」
「24時間・365日」

やらなければならなくなるのです。
それが「在宅介護」です。

しかもそれは、
長ければ10年以上も続きます。

けれども、ネット検索をしてみれば、
私たちよりも早く、そうした体験をして
より良い解決策を見い出した方の記事や
専門家のアドバイスを山ほど読むことができます。

そこに気付いてもらいたいと考えて
毎日のブログに異なるたくさんのサイト記事を
それぞれのURLつきで掲載し続けたのです。

「インターネットって便利だなぁ…」
この一言をしみじみと
読者の方々に言って欲しくて
毎日何時間もかけてその日の記事を
構成して更新し続けてきました。

このネット情報という知恵袋を
自在に使える人と使えない人との
問題対処力は雲泥の差になります。

だから私たちは、
もっともっとインターネットの検索力を
元気なうちに磨いておく必要があるのです。

そんなことを是非、分かって欲しいです。

この点については、ローズコーンさんは
しっかりと受け止めて下さっているので
とても有難いと感謝しています。

>新しい次の世界は何でしょう。
>展開が楽しみです。


今日のコメント、有難うございました。
とても励みになりました。

11月のブログのテーマは「家族の絆」です。
頑張って調べて書いてゆきますので、
よろしくお付き合い下さい。

そして、厳しいツッコミもお願いします。
それによって、軌道修正がはかれます。

ローズコーンさん。

当ブログの共作者として
あなたを心から頼りにしています。
よろしくお願い致します ♪


▲ローズコーンさんのブログ
「老いてこそ勉強」
http://plaza.rakuten.co.jp/hamabira/

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