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2015
08.22

招かれざる客「侵入思考」との付き合い方



機嫌のよい人は、いつも愉しいことばかり考えてる!

だから、私もそうしようと、
ウキウキ、ルンルンすることを考えている最中に
ふとよぎる不安感。



「家のカギはちゃんと閉めたかしら…」
「ガスの元栓はキチンと閉じたかしら…」
「あの一言をあの人は悪くとっていないかしら…」
「今月の生活費は足りるかしら…」



脈絡なく脳裏によぎる漠然とした不安…。
それは「侵入思考」です。



この「侵入思考」は、臨床心理学で実証されている
誰にでもある心理的な現象だからご安心を。

アメリカの心理学者エリック・クリンガーの調査によると、
通常、人間は起床している約16時間の間に、
約4,000個の異なった思考を思い浮かべ、
そのうちの約500個が瞬間的な「侵入思考」だそうです。

だけど、この「侵入思考」は
無理に打ち消しても、またやってきます。
打ち消そうとすると、よけいに強くなります。



白クマ効果」をご存知ですか?

ほかのことは、何でも自由に考えていいけど、
絶対に、白クマについては考えてはイケマセン!


そう限定されると、よけいに白クマのことを
考えてしまうと言う心理のことです。

だから、「侵入思考」を打ち消そうとするのは逆効果。
いったん受け入れた上で、



でも、大丈夫だよ!
大したことにはならないからね。
だから、心配しなくても良いんだよ。」と

その不安感の目線に合わせて、
優しく抱きしめて、癒してあげることが
効果的です。

侵入思考」は、不快な妄想の種です。
膨らませてはいけません。

小さなうちに癒すことがコツです。

■「侵入思考」は、防衛本能のチェック。
■本能だからなくせない!


心配症の「侵入思考」の棲家は、
私たちの心から生まれる「ネガティブ思考」です。

「ネガティブ思考」とは、
何でも否定的に、悪い方に考える思考バターン。
「マイナス思考」と呼ばれることもあります。

このネガティブ思考が私たちをふきげんにします。

今回は、私やあなたが
いつも「ごきげんちゃん」でいるために、
このネガティブ思考について書きます。

<ネガティブ思考になるわけ>

ネガティブ思考は、「食欲」「睡眠欲」
「排泄欲」などと同様に
生まれ持った防衛本能です。



もともと防衛本能は、進化の過程で
生存競争にさらされたことで身につけてきた本能。

太古の世界では、オオカミや他種族などの外敵や
自然災害などの切迫した脅威と隣り合わせの暮らしを
余儀なくされていました。

十分な食料、安心できる避難場所、
異性との交流などのポジティブなものは
心地よいものですが、



その日の外敵や自然災害を避けられなければ
生き延びてゆくことはできません。

このため、人類は、
自分に身の危険が迫っていないか
常に周囲にアンテナを巡らせ
警戒する本能を磨いてきたのです。

外敵や自然災害に無防備でいれば
致命傷を負ってしまいます。

警戒して準備していれば
致命傷は避けられる可能性が高くなる。

そのため、常に悪い状況を想定して
身を守ろうする本能です。

それが現代社会では、傷を負う場所が
「身体」から「心」へと変化したため、

ネガティブ思考で悪い状況を想定して
自分自身を守るようになってきたのです。

私たちは、誰もが傷付きたくはありません。
そのため、悪い方悪い方へと考えを巡らせて、
心の準備をするのです。

準備していれば傷は浅くて済むとか、
痛みが少ないと思うから。

確かに、予想外の出来事よりも、
ある程度心の準備ができている方が、
衝撃は少なくて済みます。

その点では、ネガティブ思考は
本来の防衛目的を果たしている
のかも知れませんね。

■ネガティブ思考とどう付き合うか

ネガティブ思考は、生態的な防衛本能だから
なくそうとしてもなくせないのです。

「食欲」「睡眠欲」「排泄欲」などと同様に
生まれ持った本能だからです。

生きている限り、「食欲」がなくならないように、
「侵入思考」という防衛本能の定期的なチェックは
なくなることがありません。

この防衛本能は、潜在意識から生まれます。

人間の行動の99%は
潜在意識によって行われています。

潜在意識は、『あなたを危険から守るため』に
よく働きます。

突如として、心がざわついたり、
なんとなく恐怖を感じるのは、
自分を危険から守るための
警戒アンテナの働きによるものです。



だから、幸せな事態を疑って見るマイナス思考とか、
新しいことへの否定的な見方とかは、
身を守ろうとする本能だから、
なくそうとしてもなくならないのです。

本来備わっている機能を否定すると、
そのまま自己否定になります。

いつも機嫌よく過ごすためには
このネガティブ思考を否定するのではなく、
なくせないことを前提として
どう付き合うかというスタンスが重要です。

■過度のネガティブ思考は老化を加速させる猛毒



ネガティブ思考は、身の安全を守るために
悪い事態、好ましくない事態を想定して
それに備える防衛シュミレーション本能。

物事には、悪い展開と良い展開があります。

テレビドラマに例えると、ネガティブ思考は
ハッピーエンドではなく、バッドエンドの
ドラマばかり観ているようなものなのです。

そうすると、おのずとやる気が萎え
身体の免疫力も低下してゆきます。

身体の細胞の老化を早めます。
認知症になる確率が俄然高くなります。





花粉症が、身体に入り込んだ異物を撃退する
過剰な防御反応としてのアレルギーであるように、

過度のネガティブ思考は
老化を早める猛毒となります。

人間には、悩みや不安、怒りや苦しみ、悲しみなどの
不安な感情に浸っていれば落ち着くという心理があります。

それは、マイナスな事態への備え、防衛本能の仕業です。

できるだけ健康に、できるだけボケないで
快適な人生を過ごしたいと思うなら

この強力な防衛本能であるネガティブ思考を
どう手なずけてゆくか、それがとても重要です。

愉しいことを考えている最中に
漠然とした不安感が侵入してきたら、



毛嫌いして、打ち消そうとしてはイケマセン。
やみくもに叱りつけてはイケマセン。

「おお、よしよし!」と
慈しみ、癒してあげて下さい。

「侵入思考」は、あなたの安全を守る
働き者の番犬と同じなのですから。


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コメント
こんばんわ。いつもコメントを入れてくださり、本当にありがとうございます。こう書くと、負担に感じられるかもしれませんが、ナガサキ・ブタローさんという文字が目に飛び込むと、きたーって嬉しくなります。

私は自分ではかなりポジティブだと思っていますが、実はよーく考えると、確かに、ひょろひょろとネガティブ思考が頭をよぎり、しばらくは其れに捕まえられたりもします。でもまた何か次にやることを考えると、そのことをわすれてしまいますが、根本的には常に心配事として頭をもたげますね。これは自分の身を守る一つの潜在的本能なのですね。それじゃしょうがないことですね。でもそのことを知っておけば、また
どっぷりつかることもないですね。上手に付き合えばいいわけですね。

徒然草を読んだり、ここで毎日こうして読ませていただいたりで、最近は思い替えができるようになりましたよ。ありがとうございます。
ローズコーンdot 2015.08.22 20:56 | 編集
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