2015
09.19

「老い」の開き直り

 

「最近、もの忘れがひどくてさぁ…」

私の周りの先輩方は、みんなそう言ってる。
あれっ、俺、今何を言おうとしてたんだっけ?
実は私も、一瞬そうなってビビることがたまにある。

だけど、歳をとったらこれは、
みんなが経験することみたいだ。

思えば、

私のジイちゃんやバアちゃんも
私のおじさんやおばさんも
みんな同じことを言ってた。

脳と体の老い
それは旅支度
あの世へ戻る旅支度

そう考えれば、凹まずに済む。

私たちはこれから、
衰えてくるものが多くなる。

視力、聴力、噛む力、
立ち上がる力、歩く力、
疲れの回復力…。

だけどそれは、旅支度



ストレスにならないように
上手に受け入れてゆこう!
上手に手放してゆこう!
風にそよぐタンポポのように。



いつか、長文を読むのがつらくなる。
いつか、「ええっ、なんだって?」と
相手の話が聞きとりづらくなる。
いつか、「よっこらしょ!」と
つかまり立ちしないと、立てなくなる。
いつか、階段の上り下りが怖くなる。



それが老い、それが衰え。



経験したことのない事態に遭遇した時、
どうにもならないと途方に暮れた時、
実は、もうひとつの選択肢が残されている。

それは「開き直り」。

遅刻をしてとがめられた人が、
「遅刻して何が悪い!」
それは、本当の「開き直り」ではない。
それは、単なる「居直り」、
それは、見苦しい「不貞腐れ」。

Let's change the way of thinking.
(考え方を変えよう!)

脳や体の衰え



考えても手に負えないことだと気づいたら、
思い切って考え方を変えてみよう!

「開き直り」とは、
自分の気持ちを楽にするために、
今までこだわってきた価値観を捨てること。

「開き直り」とは、
本当は「自分を守るための決断」
どうにもならい事態を「受け入れる」こと。

老い



受け入れられないから苦しむ。
受け入れたら楽になれる。


これはもう、どうしようもないんだ!」と、
自分を納得させ、開き直ることも大事。
「開き直り」は、ストレスから身を守る有効な手段。



私は、「開き直り」の練習を今から始めている。
職場で、苦手な上司から指示を受けた時、
正直、「嫌だなぁ」と思う。

そんな時は、開き直るに限る。
自分の方から「はい、喜んで!」と
笑顔で向き合うに限る。

乗り気にならないと、「嫌だな」という感情に
いつまでも苦しめられるに決まってる。

「よし! 思い切って立ち向かおう!」
そう開き直れば、マイナスの感情を、
プラスの感情へと一瞬で変えることができる。

上司の命令は絶対。
自然の摂理は絶対。

絶対なものに
あらがうことはできない。


「開き直り」とは、嫌だなと思ったことに、
逃げないで、自分から一歩進んで向かい合うこと。

老いの「開き直り」
これが一番、気楽でいられるコツ。



開き直り

マイナスの意味で使われることが多いが、
本来は、態度を改めて反省する意味がある

どうにもならないことは、「開き直る」しかない。
「開き直る」って悪いことじゃない。

囚われの囲いのフタを開いて
縮こまっていた心をまっすぐに
ピンと直してみるべし!




こだわらない練習
それ、どうでもいい!」という過ごしかた
著/小池 龍之介
出版/小学館


■書籍の内容

孤高の僧侶による心の断捨離
世の中は余計なことであふれている」と
著者は語る。

日常生活のあちこちで、
私たちを待ち受ける「こだわりの罠」を、
どうすれば遠ざけて、心安らかに過ごしていける?
孤高の僧侶がその作法を本書で丁寧に解説する。

内容は、

「平等にこだわらない」
「ルールにこだわらない」
「他人の期待にこだわらない」
「友の有無にこだわらない」など、


実生活に簡単に
取り入れることができる18項目。

悩みの原因を、
「それ、どうでもいい!」
そう言い切って、
不安のない日々を実現しよう!



こだわらない練習
「それ、どうでもいい!」という過ごし方

-------------------------

「どうでもいい!」をうまく使えば、
毎日はもっと、楽になる。


部屋にあふれた
余計なもの」なら捨て方は知ってる。

でも、心にたまった「余計なもの」は、
どうやって手放せばいいんだろう?

「他人のルール違反が許せない」人、
「若さを追い、年を取ることを恐れている」人、
「〝ありがとう〟という言葉を欲しがる」人、


本書には、そんなものにとらわれる人が
日々の中で試せる18の練習をおさめました。

シンプルで穏やかな日常へ。
こだわらない練習、はじめましょう。




著者のことば

こだわれば、肩に力が入り、緊張する。
こだわらなければ、無駄な力が抜けて、
自然体の自己に戻る。

こだわれば、
こだわりに合わない人もモノも現象も、
すべてが〝〟になる。

に出会うたびにストレスが生じる。
こだわらなければ、世界から〝〟がいなくなる。
心が、まろやかに安らいでいる。

こだわれば、執着に縛られて
好みも思考もパターン化し、
新しい可能性を閉ざす

こだわらなければ、縛られずにいる
軽やかな自由とともに、
新たな変化に向けて心を開いていられる。

さて、では、この二つの道のうち、
これまでどちらの道を 歩んでこられたことでしょう。

そしてこれから本書を通して読んで下さったあとで、
どちらの道を進んでゆきたいと、
思われることでしょうか。

本書「はじめに」より




若さにこだわらない

●誰の中にも〝若さへの執着〟がある

●若さを追い求める欲望こそが、
 老いの苦しみを深める

●かりそめの若さに、
 価値が生まれるほど人生は長くない

●老いを恐れない心こそが、
 穏やかな人生を連れてくる

●この短い人生が消滅しても、
 世界はずっと続いてゆく

------------------------
所ジョージさんの言葉
------------------------



なりたいものになるんじゃなくて、
なったものが自分なんだよ!


なりたいものを求めるんじゃなくて、
そこで楽しく暮らせよってことだよ。


そしたらやがて、
勝手に夢が出て来るから。


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コメント
開き直り?

できるかな~。

こだわらない生き方、私は案外単純なのでどちらかと言えばこだわらない 人間と思うわ。

それでも高齢になると不安はいっぱいあって、あれもこれもと思いだしたら限がない。

こだわらない練習?

そんなことができるのかな~。

でも考えてみようかな!
たくちゃん」dot 2015.09.19 05:39 | 編集
正直なたくちゃんのコメントに思わずニコッとしました。

他人の上に自然の摂理は認めても、自分の上にはなかなか認めたがらない自分がいて
苦しんだり、不満を言ったりするんですよね。でもこんなことを聞いて心にためておくと、ないよりはましでしょう、読まないよりはずっとましでしょう。
だから、どんな言葉だって言葉には魂が入っているし、真剣に読んで、私の愚かな魂を磨いていきたいなあ。自分自身のために。
ローズコーンdot 2015.09.19 06:34 | 編集
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