幸せのセルフ・イメージ



2017.07.31

本日は、昨日のテーマ「自灯明」を灯すための方法論です。では、始めます。
人とのかかわりの中で、いきなりキレたり、いじけたりする人って周りにいませんか?
「ええっ!なんで?」みたいな…。「なんで、そこでキレるの?イジけるの?」みたいな…。
そんなお子ちゃまのような、おっさんやおばさんがいませんか?
そういう自分だって、相手の振る舞いでカッと来たり、傷ついたりすることがありませんか?
私なんかしょっちゅうあります。
「げげっ!俺、今、イジけてるぞ!」と情けなくなるときがあります。62歳にもなって、恥ずかしいことです。
このように、相手の言動やふるまいで、心が揺すぶられてしまうのは自己重要感が低いからなんです。
といっても、自己重要感って、強気すぎるのも「ごう慢」につながりやすいのであまり良くはないのですが、相手の都合を配慮し過ぎるのも、自分自身に過剰な負荷がかかってしまうのも事実です。
本日は特に、昨日の記事「自灯明」という教えに共感してくれた方で、人の良さと気弱の狭間で心を痛めている方に読んで頂きたい内容です。
そのお題は「セルフイメージ」です。
自分が苦しい時ほど、自灯明をあかあかと灯すためには、「セルフイメージ」を高める工夫がいるのです。
これは、私も調べて知ったことです。
各記事のタイトル画像には本ブログのURLを貼っています。興味のある方は、本ブログを覗いてください。
あなたのためになる記事ともっと出会えるかも知れませんよ♪

▲http://mindsymphony.seesaa.ne
セルフイメージとは、潜在意識が、「自分はこのような人間だ」と思い込んでいる自己像”です。
それまでの人生で蓄積された情報や考え方、行動からセルフイメージは形成されていきます。
セルフイメージが高まると、自分の能力に自信を持ち、自身が本来もっている能力を自然と使いこなし向上させていきます。
一方、セルフイメージが低くなると、自分自身の能力を過小評価して物事に限界を設けてしまいます。
そして、潜在意識はセルフイメージ通りの自分であり続けることを第一優先として動き続ける性質があるのです。
なりたい自分になれる最善の方法とは?
「潜在意識が答えを探しに行く」と書きましたが、その答えこそが「セルフイメージ」なのです。
セルフイメージが高ければ高いほど、大きな願望も実現しやすくなります。
まずは、この言葉をしっかり認識してください。これこそが全てといっても過言ではありませんから。
では早速、セルフイメージについてお話しましょう。
ナポレオン・ヒル博士は「思考は現実化する」の著書のなかで「人は考えている通りの人間になる」と述べています。
考えているとおりの人間になるんだったら、成功するためにあなたは成功者のように考え、思えばよいという結論になります。
しかし、そんなシンプルな事がなかなか上手くはいきません。なぜなら、自分の経験の中に答えを見つけに行くため、「自分が考えた以上の人になれない」のです。
答えとはつまり、セルフイメージのことでしたよね?
セルフイメージとは、自分自身が自分のことをどう思っているのかについてのイメージのことを言います。
そして、
そのセルフイメージこそが、自分の行動や思考を無意識に決める大きな鍵となります。
セルフイメージは、あなたが自分の経験に基づき、決めた実現可能な「枠」なのです。
だから、経験や体験から得た感情を格納している「枠」より大きな願望や目標は本気で「できる」と思えないのです。
「できたら、いいな~」とまでは思えますが、いまひとつ確信がもてないのもセルフイメージのせいです。
そもそもセルフイメージは、あなたの幼少期からの経験や体験、親からの刷り込みにより形成され、あなたの中に埋め込まれました。
そしてその後、日頃、「やっぱり~は苦手なんだ」とか「やっぱり私は~できなかった」という繰り返しの経験によって強化されたのです。
これがセルフイメージです。
仮にあなたが小さい頃から、「贅沢はよくない、堅実こそ素晴らしい」という教えで育ったとします。
「お前は堅実だからいいね」「必ず誰かが見ているものだからね」「いつか大器晩成するよ」と。この教え自体は素晴らしい事です。但し、こういうことが起こります。
このように言われて育った人は、大器晩成するつまり、いつか人が認めてくれる事をひたすら待つわけです。
人が言う言葉に一喜一憂し、他人による評価次第で気持ちが左右されます。
そして「人の目」「人の評価」にフォーカスして、自分の人生なのに、自分で選ぶことをやめるわけです。
わかりますか?
ですから、セルフイメージが低いのに、無理やりポジティブ思考を自らに強要しても、苦しいだけでなかなか上手くいかないということになる訳です。成功本には思ったことが現実になるから、
とにかく目標を高くもち、いつも声に出して読み、目に付くところに貼っておく事!と書いてあります。
さらに、感情を伴わせて「~した」というように過去形にし、既に達成したイメージを持つ事がとても大切だといっています。
なぜなら、潜在意識は「過去も未来」も「妄想も現実」も認識しないからです。
ですが、「私は成功した」「私は成功する価値がある」と無理やり思おうとしても、自分の経験に基づくセルフイメージを変えない限り、絶対あなたに根付かないのです。
「私は成功した」といったすぐそこで、成功していない事を自分自身がよく知っているので「いやいや、成功なんてしてないし…」という声が、或いは思いが頭の中を駆け巡ります。
例えば、「私は年収1000万円稼ぐぞ」と目標を立てたとしても、
「そんなに簡単に変わるなら皆苦労しない」「世の中そんなに甘くないことを知っている」「絶対無理!」 などなど。という声がするはずです。
つまり、セルフイメージを変えずに目標を設定しても、あるいは毎日成功イメージを唱えても、あまり意味がないということです。
「絶対成功する!」と思っている直ぐそこで、「どうせ無理だろうけど」という考えがあなたを支配しているからです。
あなたの今までの経験や知識を基にした常識や理性があなたをそう思わせているのです。
ですから、そのセルフイメージを変える、高める必要があるのです。必要があるというより、高めないと意味がないのです。
成功をおさめた人の多くは、セルフイメージを高める事を必ずしています。
なぜなら、お金が入ってきたら「いつか失敗するんじゃないかな?」なんて思った瞬間、潜在意識がそれを認識し、現実にしようとするのを知っているからです。
潜在意識は未来へレールをひきます。それが成功へのレールなのか、失敗へのレールなのかは、あなたのセルフイメージ次第なのです。
潜在意識は、あなたの感情とおりに実現しようとします。もう一度言います。
あなたの感情通りに実現しようとします。その感情がよいものであっても、悪いものであっても、潜在意識には関係ありません。
つまり、あなたが「無理」というセルフイメージを持っていたとして、そのように思ったその時点で、「絶対無理な未来を作ろう」と頑張るわけです。
潜在意識は、妄想も現実も、過去も未来も認識しないということを理解し、あなたの感情通りに実現しようとするということを覚えておいてください。
まずは、あなたがどんなセルフイメージを持っているのかを知る必要があります。知らないと改善もできませんし、当然高める事もできませんから。
しつこく言いますが、必ずセルフイメージを高めてから次のステージに進むよう気をつけてください。
何故なら、先ほどいったように、仮にセルフイメージを高めずして思いがけず成功したとしましょう。
あなたの中の「大丈夫かな?」という“悪魔のささやき”があなたを元に戻そうとするからです。
潜在意識のリバウンドはひどいものです。ですから、セルフイメージを高める事こそが最重要課題なのです。

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いつも当ブログをご覧頂き、どうも有難うございます。心の花嫁学校・マリアージュスクールの斎藤芳乃です。
今回は、より心の深い部分を改善するための「自己承認することで、幸せの許可を出す」=自分で自分にかけている制限を外す方法についてお伝えしていきたいと思います。

自尊心を持てば、幸せに許可が出る!
日常生活で幸せを自動的に引き寄せる女性になるための法則
私たちは実は幸せになりたいと願いながらも、一方で、「どうせ私なんて幸せになれない」と制限をかけていることがとても多いんですね。
幸せになれないという心の制限は、自分を否定する自信のなさだけではなく、「私は幸せにふさわしい女性ではない」という「自分から幸せに対して身を引く」という制限でもあるからです。
例えば、「他の女性とくらべて、私は綺麗ではないし、年齢もいっているから…」ということを無意識に考えてしまっている場合、それを直接的に否定する人がいなかったとしても、「私は幸せにはふさわしくない」と自分で決めて、潜在意識のレベルで幸せを遠ざけるということをしてしまうのです。

自分を大切にしていないから自分に自信を持てない!
自分の良いところを見たり、自分の素晴らしいところを見もしないで、他人から否定されたところばかりを見て、自分を他者目線で裁いているからこそ、「どう せ私なんて」と思い、それが潜在意識のレベルで「私は幸せにふさわしい女性ではない」という
思い込みに結びついているのです。
これらはすべて、「他人の意見」とは関係なく、「自分がダメ出しをしている」というところにポイントがあります。
他人がいくら自分を肯定してくれたとしても、ホメてくれたとしても、「でもどうせそんなこと…」というように、自分を差し引いてマイナス査定することで、自分から「幸せになれない女」を演じてしまうようになるんですね。
この場合、現実を見なくなり、さらに思い込みの世界に入り込み、「本当の自分の価値を見ない」ということを積極的にするようになり、さらに「自分には価値がない」ということを考え続けてしまうのです。

こうした場合は、実は自分をホメたり、わざわざ価値を見いだすことから始めるのではなく、自分のことを「マイナス査定せずに承認する」ということがファーストステップになっていきます。
他人目線で見て素晴らしい自分になろうとするのではなく、
「他人からどう思われたとしても、私はとてもよく頑張っているよね!」
「他人がどういう基準を持っていたとしても、私を評価しなかったとしても、それでも私は努力したり誠実な私を知っているよね!」というように、あなたがあなたを「承認する=認めてあげる」という自己承認が必要になります。

自分自身に対する安心感を!
自己承認というのは、自分を頑張って高めてホメるということとは違います。
自己承認はただ、「自分が持っているものやしてきたことをありのままに認める」ということです。
つまり、他者の評価ではなく、「ありのままに自分のことを認めてあげる」という行為なんですね。
私は確かに、持っていないこともできないこともあるけれども、こういう良いところも持っている。
私は確かに、あの人みたいに優れていないし、この分野での才能がなかったとしても、それとは別の優しさや誠実な面を持っている。
このように、人と比べて素晴らしい自分になる人から評価される素晴らしい自分になるということではなく、自分で自分のことを認めたり、肯定することができると、人は「自分自身に対する安心感」を持てるようになります。
これが、「自分という存在をありのままに大切にする=自分の存在に自尊心を持つということなんですね。

常に、他者の目線から見て、自分の持っていることまで否定していたとしたら、いつまでも自分を「他人との比較で苦しめる」という虐待を続けることになります。
けれども、他人の目線ではなく、ありのままに懸命に生きている自分をあなた自身が認めることが出来たとしたら、
あなたの存在を無条件にとても慈しみ、大切にすることができるようになるんですね。
必ずしも、他人の目から見て、あなたが素晴らしい人である必要はありません。
それよりも、あなたというかけがえのない存在が精一杯生きているということをありのままに認めてあげられたとしたら、
「あなたという世界にたったひとつの命」のことも大切にしてあげることができるのです。
こうして、自分を大切に慈しみ、「私って本当は大事な、とても頑張っている存在だったんだな」と心から自分を抱き締められたとき…「他人からの目線で推し量る自分」や、「他者の評価にこだわり、自分をマイナス査定する自分」から離れられたとき、
「私は本当は頑張っていて、幸せになっていい人間だったんだ」というように、あなたという存在の本当の価値を受け容れることができるのです。

あなたは普段、どんな目線で自分のことを見ていますか?
自分で社会の基準を取り入れ、わざわざ自分に対してダメ出しをして、「私なんてダメな人間だ」という自己洗脳を繰り返していませんか?そして、どんな基準を用いて、あなた自身のことをマイナス査定しているでしょうか?
太っているという基準ですか?
それとも年齢ですか?
それとも、容姿のことでしょうか?
それとも仕事の能力ですか?
あなたが「社会的な基準や他の人との比較」を使って自分を否定し、ダメ出しをしていることに気づけば気づくほど、あなたが自分にかけている「私はダメだから幸せになってはいけない」という制限を外すことが出来ます。
自分の価値を高めるとは、決して「素晴らしい自分になる」ということではありません。
それよりも「あえて自分に対してダメ出しをせず、自分のことを認めてあげる」だけで、結果的にあなたの価値を高める行為になるのです。

人はマイナス査定をすることを好みます。それがまるで美徳のように、ずっと自分を否定し続ける人もいます。
けれども、もうその癖があること自体が、あなたの人生を不幸にしていることに気づいてあげてくださいね。
あなたが他者の目線を取り入れることをやめる=自分を否定することをやめるだけで、それが自然に幸せへの許可に変わっていくことでしょう。
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