最近、スタジオ・ジブリの「コクリコ坂から」を観ました。
相も変わらずの素晴らしいストーリー展開と映像美でした。

特に印象に残ったのは、
主題歌の「さよならの夏~コクリコ坂から~」でした。

映画の素晴らしい余韻もあり、主題歌を聴いた時には
うかつにも嗚咽(おえつ)してしまいました。

まさに、「琴線に触れる歌」でした。

歌を聴いて嗚咽するなど、歳を取ったのでしょうか?
いや、フラッシュバック的にこれまでの人生が思い出されたからです。

この映画「コクリコ坂から」について、
企画・脚本の宮崎駿氏はメッセ―ジの中で

「コクリコ坂からは、人を恋(こ)うる心を初々しく描くものである。」
「少女も少年達も純潔にまっすぐでなければならぬ。」
異性への憧れと尊敬を失ってはならない。」

と書いていますが、実はその来し方の我が人生のフラッシュバックの中で
中心人物は、私の奥さんなのです。

結婚した時は、23歳のピチピチギャルでしたが、
今は55歳のおばさんになりました。

その顔のしわの本数は
私が苦労をかけるたびに刻んでしまった本数なのです。

まもなく定年を迎える、社会人としての私の人生は
まさにジェットコースターのような浮き沈みの激しいもので

転職に次ぐ転職で、一時1,000万円近くあった年収が、
いきなり300万円を切る状態となり、
 
その後は、似たりよったりの状態が続いています。

全て、倒産による解雇による転職であり、
自分のわがままで退職した覚えはありませんが、
妻には苦労をかけまくりました。

それでも、いつも私の横で
陰になり日向になり、私と家族を支え続けてきました。

「いい年をして、おノロケかよ…」

そうではありません。『気づき』なのです。

解雇されるたびに、自暴自棄になる私を
「次はきっといいことがあるよ」と

いつも前向きなプラス思考で支え続けてくれた妻には
一万回「ありがとう」をいっても言い足りないぐらいです。

彼女がそばにいてくれなければ、
自棄を起こして、自殺していたかもしれない私です。

私と結婚して、彼女は不運だったかもしれませんが
私はとてもラッキーでした。

この主題歌の最後の方に、

「…夕陽のなか めぐり逢えば あなたは私を抱くかしら」
という一節がありますが、




人生のたそがれ時に入った今
「夕陽」という言葉が妙に心に響きます。

残された人生の中で
どれだけ妻への感謝の想いを行動で伝えてゆけるか、
これからの私の課題であり、生きがいでもあります。

※まだ、聴いてない方は、下記の「You-tube」から
是非、聴いて見て下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=DWRGAOZxIgE


手嶌葵さんの歌唱力に拍手です。

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コメント

No title

私も妻には苦労をかけっぱなしです。
後数年で退職ですが、妻に何ができるのかを考えてしまいます。

2年前から、妻には何十年ぶりかで再就職してもらいました。
生活のためではなく、妻の生きがいのためと思っています。
今では、家に早く帰った方が食事の支度。
朝は私の方が家を出るのが遅いので、洗濯や掃除を担当しています。

妻は、仕事が楽しそうです。
帰って来ると、毎日仕事の話をしてくれます。
とてもありがたいです。

妻がいない生活は、とても耐えられそうにありません。

このブログ読ませていただいて良かったです。

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